このブログでは
40代から出てきた更年期症状の経過と
実際に受けた治療についてまとめています
こんにちは、むぎちょこです
看護師として働きながら、健康に関するブログを書いています
今回は 私が40代前後から悩んでいた 指の関節痛について書いていきます
当時は
「使いすぎかな?」
「腱鞘炎かな?」
「もしかしてリウマチ?」
など、いろいろな可能性を考えていました
仕事は検査技師として働いており、毎日顕微鏡の操作やエッペンドルフ(スポイトよりも機械っぽいやつ)操作など、指先を酷使する作業をしていました
そのため、更年期なんて想像もできず
手の使い過ぎたろうと思っていたのです
しかし、2019年(当時41歳)から4年にわたって次のような症状が出ては、しばらくすると治るのくり返しがおこるようになりました
症状:
・指の関節痛
・指関節のこわばり(時間はバラバラ)
・痛くなった関節部分の皮膚がアザのようになり、しばらくすると消える
・看護学校時代(40歳前半)教室の空調が適温なのかわからない とにかく暑い 頭や上半身から多量な汗
・頭痛
・なにもしてないのになんかだるくて1日寝てしまう
冬なのに一人だけ扇子で仰いでいる。夏のクーラーは極限まで下げる。
ホットフラッシュだったと思われるこの感覚は、今になって思うと、精神的に緊張したり…しなくても急にかぁーっ🔥と上半身中心に暑くなる感じでした。クラスメイトに「今って教室暑い?」と自分の感覚と周りが合っているのか聞いていました。
最終的に私は更年期症状の診断を受け、その治療としてメルスモン注射を始めました。
すると、それまで悩んでいた
・指の関節痛
・大量の発汗
が大きく改善しました。
この記事では、私自身の経験をもとに
1.指の痛みの経過
2.イソフラボンの検査(豆乳イソフラボンが効く体質かどうか)
3.メルスモン注射と健康保険の話
について書いていきます。
更年期で起きていた指関節痛の経過(2019年~)
以下の文章には痛みの表現にNRS(エヌアールエス)とあります。
これは NRS痛みスケールといって痛みを0~10で表現する評価法です
0:痛みなし
1~3:軽い痛み
4~6:中程度の痛み
7~9:強い痛み
10:考えられる最も強い痛み ・・・といった感じです
2019年(41歳)
8月1日 アイロンがけしていたら 右手の親指の関節に激痛! NRS 8
8月4日 朝 食器を洗っていて、娘の水筒のフタを開けようと力を入れるとジリジリと5mm程度で少し赤くアザのようなものが出来た NRS 3
8月20日 仕事中 左手の人差し指第2関節がなんとなく痛い すぐ治まる NRS 1
8月22日 朝 右て中指 第2関節 ズキズキした痛み NRS 1 放置してたら治っていた
10月15日 仕事中右手人差し指 手掌側側面~中指にかけて なんとなく痛い すぐ治る
2020年(42歳)…その後9月まで症状出ず
9月19日 日中は台所で大量のみじん切りして 2時間くらい包丁を握ってました
左手人差し指付け根の右側 何かに当たって痛みあり NRS 0
違和感部分を押すと ピリピリする NRS 2~6
2021年 症状なし
2022年(44歳)
1月18日 ボールペンを握り書類を3時間書き続けた日(看護学校の願書とかかな)
19:30 くつろいでいたら急に痛みだす 右手親指外側 NRS 6
人差し指を動かしてもそれが響いて ジンジン、ピリピリする
同日 20:20 しゃもじでごはんを混ぜてたら 19時台と同じ場所の激痛 NRS 8
6月27日 介護職へ転身 9時から一人では動けない高齢者を4名風呂に入れる
10:30 右手人差し指内側の第1関節 激痛NRS 7 10分間痛み治まらない
人差し指のこわばりが出現し曲げにくい
12:00 我慢できる痛みだったので放置していたら 治まってきた
痛かったところにあざ出現

右手人差し指の第一関節 紫色になっている(当時の状態)
6月29日 写真のあざは 2日間続き 手のこわばりがとれない
7月1日 指のこわばりは弱まり、指の曲げ伸ばしにやや違和感残る
11月15日 9:00 右手中指と薬指 第二関節にこわばり 曲げると違和感と痛み NRS 5
2023年(45歳)
5月1日 PCでレポート作成3時間 右手親指第二関節 NRS 5
9月18日 風邪で体調崩し治りかけで 冷や汗、ホットフラッシュのように暑くなる
9月22日 20時 食器洗い中に 左手人差し指に痛み NRS 3
9月28日 日中は1時間おきに 冷や汗
朝は手がこわばる
夜間は指の関節が微妙に痛い NRS 2 痺れもある
悪寒あったが 体温は36.0度
看護学校の教室で一人扇子で仰いでいる状態、毎日汗が止まらなくて恥ずかしい
下着も汗でびっしょりになる
10月 豆乳イソフラボンの検査し、私には効果がないことが分かる
女性ホルモンの検査実施し、閉経に近い値が出る
メルスモン注射開始
11月 症状が次第に治まってくる
気づくと汗もかかず、ホットフラッシュもなくなっている
室内でちゃんと寒いと感じるようになっている
大豆イソフラボンは本当に効くの?体質による違い
女性ホルモンが減少することで起こる更年期症状。
「大豆イソフラボンを摂れば改善する」と聞いたことがある方も多いと思います。
実際、豆乳や豆腐、納豆などの大豆製品を意識して多く摂っている方もいるのではないでしょうか。
まず最初に、
なぜ大豆イソフラボンが更年期に良いと言われているのかを説明します。
大豆イソフラボンは昔から
女性ホルモン(エストロゲン)と構造が似ていると言われています。
さらに最近よく耳にする
**「エクオール」**という物質も、イソフラボンから体内で作られる成分で、
同じように女性ホルモンに似た働きをするとされています。
そのため体の中では
「女性ホルモンが少ないなら、これで補えるのでは?」
というように、エストロゲンに似た作用を起こすと考えられています。
このことから
イソフラボン=女性ホルモンの代わりになる
というイメージが広まりました。
更年期障害は、エストロゲンの減少によって様々な症状を引き起こします。
そのため、イソフラボンは更年期対策として注目されてきました。
さらに研究が進み、
イソフラボンは体内で「エクオール」という物質に変換されることで、
より強くエストロゲンに似た働きをする
ことが分かってきました。
最近「エクオール」という言葉を耳にすることはありませんか?
大塚製薬などからは
エクオールを含むサプリメント(エクエル)も販売されています。
でも、この話には落とし穴があります
更年期症状がエストロゲンの減少によるものだということは、
多くの方がご存じだと思います。
しかし実は
誰でもイソフラボンの効果を得られるわけではありません。
エクオールを作れる人は日本人の約50%
イソフラボンは体内で
エクオール
という物質に変換されることで、
より強い女性ホルモン様作用を持つようになります。
しかし、このエクオールは
腸内細菌が作る物質です。
つまり
腸内にその細菌を持っている人しか
エクオールを作ることができません。
日本人の場合、
エクオールを作れる人は約50%程度
と言われています。
つまり、
・イソフラボンを摂ることで効果を感じる人
・ほとんど効果を感じない人
がいるのは、このためです。
私がイソフラボンで効果を感じなかった理由
私は長い間、イソフラボンを摂取していましたが
あまり効果を感じることができませんでした。
そこで気になり、
エクオール検査を受けてみました。
結果は
エクオールを作れない体質
でした。
つまり、
どれだけ豆乳やイソフラボンを摂取しても
体内で十分に活用できていない可能性が高い
ということです。
これで
「イソフラボンを摂っても症状があまり変わらなかった理由」
が理解できました
関連記事はこちら→エクオール検査を受けてみた|イソフラボンが効かない人の特徴とは? | 看護師むぎの健康Lab.
メルスモン注射について(実際に受けた感想)
最終的に私は
更年期症状
と診断され、
治療として
メルスモン注射
を始めることになりました。
メルスモンは
ヒト胎盤由来のプラセンタ製剤
で、
日本では
- 更年期障害
- 乳汁分泌不全
などに対して
保険適用で使われています。
更年期では
週1〜2回程度の注射
で治療することが多いです。
注射を始めてからの変化
私の場合ですが
はじめは症状がつらくて 毎日~1日おきに通院してました
効果が現れるのは だいたい 7回目くらいからだったと思います(ここは、人によるので3週間ていどは 続けてみるといいと思います)
注射を続けていくうちに
ホットフラッシュが減りました
それまで
- 急に汗が出る
- 暑くて仕方ない
- クーラーを極端に下げる
といった症状がありましたが
それが少しずつ落ち着いてきました
さらに
指の関節痛
も徐々に軽くなりました
もちろん
個人差はあると思いますが、
私にとっては
かなり効果を感じた治療
でした
保険について
更年期障害と診断された場合 (乳汁分泌不全の方は条件違います)
メルスモン注射は
健康保険が適用
されます
概ね45歳~59歳の女性が対象で
1日1本(1A:アンプル)を月に15回までOK
1回 300円~500円です (3割負担の場合)
(注意:上記料金以外にも 再診料やその他加算料金がかかるため変動します。500円~2000円)
そのため
自費でのプラセンタ(1回 1000円~2000円くらいのところが多い) 主に美容目的が多いです
比較してしまいましたが
同じ美容効果も得られて更年期症状も改善すると考えると
ほんとにありがたいです
★プラセンタの種類:メルスモンとラエンネックの違いはこちら→メルスモンとラエンネックの違いは? | 看護師むぎの健康Lab.
★プラセンタの美容効果についてはこちら→プラセンタ注射の美容効果は?美肌・疲労回復・更年期への作用を看護師が解説 | 看護師むぎの健康Lab.
まとめ
更年期の関節痛は、特に指や手の関節に出ることもあり、
リウマチと間違われるケースもあります
・ホットフラッシュ
・発汗
・不眠
・関節痛
など、さまざまな症状が出ることがあります。
私の場合は
「指の関節痛」が最初のサインでした。
大豆イソフラボンでは改善せず、
メルスモン注射を始めたことで
・ホットフラッシュ
・大量の発汗
・指関節痛
が大きく改善しました。
更年期症状は
「年齢だから仕方ない」と我慢してしまう方も多いですが、
治療で楽になる場合もあります。
同じような症状で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※治療効果には個人差があります。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。
★注射が苦手な方は まずこれから→エクオールが作れない人の特徴|更年期の不調との関係と対策 | 看護師むぎの健康Lab.
注射が怖い、苦手な方は 効果は緩やかだと思いますが、エクオールなどもあります
→エクオール検査を受けてみた|イソフラボンが効かない人の特徴とは? | 看護師むぎの健康Lab.



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